Googleスプレッドシートをエクセルのようにプルダウンでリストを選択できるようにする

Googleスプレッドシートをエクセルのようにプルダウンでリストを選択できるようにする

エクセルのようにプルダウンでリストを表示するメリット

エクセルと同じようにプルダウンでリスト表示し選択できるようになるとは?そのメリットとは?

プルダウンでリスト表示をする

セルをタップすると、プルダウンのリストが表示されて、その1つを選ぶと、セルの入力が行われます。どんな項目を入れたらいいか分からない場合や、入れたい項目を一定にしたい場合には便利です。

5プルダウンリスト

リストで値を作成するメリットとは?

表の中で項目を入力する場合、リストを作っておけば、その中から選択できるようになりますが、良いことはそれだけでしょうか?

手入力で入れて値が似ているが記述がバラバラだと、ファイル内を検索する場合、半角全角、スペースがあるなど記述が少し違うなどで、うまく検索結果見つからないということがあります。フィルターをかける時も少しの言葉の違いや間にスペースがあるか、ないかでフィルターがうまく行いないということがあります。

しかしリストを作成し、値を一定にして選択することで、このような状態を解消できます。

Googleスプレッドシートでプルダウンでリストから選ぶ設定をする

Googleスプレッドシートで別タブでリストから選ぶ設定をします。

C3にプルダウンで表示できる設定をしてみましょう。

20リスト作成準備

別のタブにリストを作成します。リストタブを作成し、A2からA12 にリストを作成します。

21リストを作成します

C3のセルを選択し、右クリックするとメニューが表示されます。このメニューの中のデータの入力規則をタップします。

22データ入力の規則

データの入力規則が開きます。リストを範囲で指定しにします。

30やり直し指定クリック

 

リストのデータ範囲するために、図のようなテキストボックスのデータ範囲を選択辺りをクリックします。

31データ範囲クリック

 

開いたデータ範囲を指定します。リストタブを開き、作成したリストA2 からA12 をドラッグして選択します。すると、データ表示のテキストボックスに自動的にデータ範囲が表示されます。その後、OKをクリックします。

25データ範囲

OK後、先ほどのテキストボックスにデータ範囲が表示されます。リスト範囲が正しければ、保存をクリックします。

26保存をクリック

保存をした後、元のタブに戻ります。C3のセルの右の▼あたりにマウスを持って行くと、リストの値にはないものが入力されているので、「指定した範囲内の値を入力してください」と表示されます。これは後でリストの値を入れると消えます。

27エラー表示

C3のセルの▼をクリックすると、先ほど設定したリストが表示されます。

28リスト表示

このプルダウンで表示される食費を選択します。するとプルダウンが閉じて、C3のセルに食費が表示されます。

29プルダウンから一つ選ぶ

プルダウンで表示したい範囲を増やす

プルダウンが一つのセルだけでなく、複数のセルで同じリストを増やしたい場合、プルダウンで表示するセルの範囲を増やします。データの入力規則を開いたら、セルの範囲のデーター範囲を選択をクリックします。

データ画面が表示されるので、表示したい範囲をドラッグします。範囲をドラッグしたらOKをクリックします。

40データの範囲を増やす

セルの範囲を指定したら、先ほどと同じようにリストも範囲指定して保存します。

41リストも指定する

すると設定した範囲のセルの右に▼表示がされて、プルダウンでリスト選択できるようになります。

指定した範囲も表示される

リストを直接指定する

プルダウンで表示するリストを別タブで作るのではなく、直接に書き込んで設定もできます。

データの入力規則を開いたら、条件をリストを直接指定にします。横のテキストボックスに、リストで表示したいものを記述したら、,(コンマ)で結びます。,(コンマ)で結んだリストを入力して、保存をクリックします。

43リストを直接指定

これで別タブでリストを作成するのと同じようにプルダウンでリスト表示されます。

 

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この記事は、Windows10 Pro, Google Chrome バージョン: 62.0.3202.62(Official Build) (64 ビット)で確認しました。