子どもは褒めて育てる
ほめると子どもは素直に喜び、もっと褒められたいと思います。
お母さんやお父さんは子どもにとって一番大切は存在で、両親に褒められることは、親から認められていると感じます。うれしくて、褒められたことを上手にやろうとします。
褒められることが自分が頑張ってやったことだったら、もっと頑張ろうかなと自発的に思いますね。誰からに言われてではなく、自分からしたいと思うのです。
大人もそうですよね。褒められると、本当にそう思っているかなあと、少し疑問も出てくるかもしれませんが、それでも悪い気はしないと、褒められたことをより一層頑張れるますよね。
子どもにやる気を持たせる方法の一つはほめることです。
その他は、やる気のある子を育てる親とはの6つをご覧ください。
今回の記事はほめることをクローズアップします。
子どもを叱るのはなぜ
子どもを叱る必要はあるか
子どもをほめるのは大切ですが、逆に叱ることも必要なのではと思うかもしれません。
そもそも叱るというのはどうゆう状況なんでしょうか。
子どもが言うことを聞かなかったということでしょうか。では具体的にはこんなことが考えられます。
ご飯を残すので叱った
ご飯前にお菓子を食べるので叱った
ご飯を残すので叱った ・・
子どもは敏感なので、食べるものに何等かのトラウマがあると食べれないかもしれません。
食事以外に興味があるものがあるかもしれません。食べることより違うことに興味がいってしまいますか。
気が付かないアレルギーがありませんか。食べ物の触感は抵抗ないものですか。
残らず食べるのは、その子にとって可能な量、作り方、気分など考えたらきりがありません。
そもそもお母さんは何でも食べれますか?
ご飯前にお菓子を食べるので叱った・・
お菓子を食べるタイミングいつもどうですか?
食べるタイミングが子どもにわかるように日課(ルーティン)になっていますか。
お菓子棚が子どもの手の届く範囲にありますか。
戸棚からいつでも出せる状態ですか。
散歩するなど、家の中だけでなく外の世界も楽しむのはどうでしょうか。
帰ったら子どもが夢中になれそうは遊びをして、その間に夕食をするなど、生活リズムをメリハリをつけて、お菓子を食べるという気を回さない工夫をするなど色々考える要素があるでしょう。
叱るのは、ご飯前にお菓子を食べると夕ご飯が食べれなくなるという理由ですよね。ちゃんとした食生活をしてほしいと思う親心ですよね。
でも親のきちんとした生活を送ってほしいという思いが、叱るという形で変換されると、子どもは叱られたから自発的ではないが、無理に動いたという抑圧が残ります。
ここの叱る状況から考えると、叱る必要はあるのでしょうか。叱るというのは実は簡単な行為です。できないことを子どもに攻めて、出来るようにしようと強制します。
徴兵で行った軍隊教育などでは、後ろでライフルを持った人がいて、その前で怒られて、強制されて、言われたことはするかもしれません。でもそれは監視の目が向いている時だけです。
小さい子どもは純粋なので、お母さんの叱る時の表情を見て、お母さんに嫌われたくないと思うでしょう。それはお母さんが強制的に従わせているだけです。叱る前に、子どもの立場にたって、言うことを聞かないと思う原因を考えてみましょう。
叱るだけだと子どもは強制的に動くだけで、思春期になった時には反発心が芽生えます。そうではなく、自発的にするようになるのは、褒めて子どもの行動を促すのです。
もともと自分がしたことを、褒めることによって更に自発的に動きたいと思います。ほめることは、子どもを認めることで、自分はお母さんにとって重要な人なんだと肌で感じます。
わたしの好きなD・カーネギーの本でも、人間での欲求で 「人間の持つ性情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」と書かれていました。
どんな人でも、褒められ認められることで、自己の重要感に関する欲求を満たされたいと思っています。
お母さんお父さんに褒められることは純粋にうれしいのです。

自分の気分で子どもを叱るのはやめなさい
忙しい毎日を送っていると、つい身近に感じる子どもに、自分の感情で叱ってしまいがちです。目の前にいる子は、自分を慕っていて、逃げもしない、親の前にいるしかいない子どもです。子どもは親が一番好きなので、叱っても、甘えようとしてきます。
お母さんが外で、専業主婦としても、家族以外で大きなストレスがあるとしましょう。外では頑張って、体裁をよくして、感情まかせに話すこともなく、冷静にいようと努力しているかもしれません。でもいったん家に帰り、自分がどのような言葉つかいをしても、気分悪く話しても、叱っても、叩いても、子どもは聞いてくれます。子どもは自分のストレスのはけ口と簡単になります。
親のそんな気持ちを、何にも知らない子どもは純粋に親から言われたことを受容します。子どもは自分の持ち物ではないのです。何にも知らない子どもは、小さいうちはなんでも受け止めますが、小さな子どもほど、心の発達、子どもの人格に影響を与えます。
安心感がある親といると子どもはやる気が育つ
褒められることは、親から認められていて、親とともにいる安心感が生まれます。安心感がいる子どもは、親の環境の中で自発性が伸びていきます。
親の気を引きたいために、子どもはちょっとわがまま?と思える気を引きたい行動をするかもしれません。それは、親といることに安心感を抱いているからです。
積み木が詰めたといって、呼び出し、上手だねと褒めたら、また後で少し変えてまた報告に来る。などど褒めると調子にのる?と思ってしまうかもしれません。何か出来た報告は、忙しいかもしれまんが、都度褒めて、もっと上手にやろうという気持ちを維持させてください。何度も言うので、面倒に感じるかもしれませんが・・。
何だかとってつけたような感じだと褒めた意味がありません。
褒める時は、心から褒めて下さいね。