聴くことでコミュニケーション力が増す

話を聴くとは

 

誰かがあなたに話している時どうしていますか?

話を聞いている?
話を聴いている?

 

「聞いている」のは、流れている音楽を聞いているように音が聞こえている様子。

英語だと hear

身を入れて聞いていなくても聞こえる時に使いますね

「聴いている」は、聞こえる対象に注意している。相手の話に注意を注いでいる

英語だと listen to

書いたりするときは、「聞く」という漢字がどちらの場合でも、同じような意味に使われるので、意識が薄くなるかもしれません。

ここからは親しみがあって、書いてり読んだりしやすい、「聴く」でも「聞く」の表現を交えていきます。

 

話をきく時はどんな気持ちが入ってる?

 

人の話をきくときは自分はどっちだと思いますか?

「私は聞いています」 or 「私は聴いています」?

耳でちゃんと聞いて、目は相手を見ています。という方はよく出来ています。

では、聞いている時の頭の中は?

オフィスなら今日の昼は何を食べようかな?

早く仕事終われないかな?

家庭で子どもの話を聞きながら

今日の夕飯何しようかしら、

後あれをやって、これをやって忙しいな、

明日の準備もしなくちゃ、

勉強したのかなあ

お姑さんが話している時、

古い話ばかりでつまらないなあ、

また同じ話ばかりして

など、聞いているふりをして、話している内容は頭に通さず、違うことばかり考えていないでしょうか。

だいたいその相手の頭の中の思いは、態度にも表れます。

あ、あまり聞いてないなと思って、話すのをやめてしまうかもしれません。

 

話を切る

話している最中に、話しの途中で遮って、話題を変える、自分のことを話す、完全に切ってしまう人もいます。

こうゆうのを話を切るといいますね。

どんな時に話を切ってしまいますか

相手が話している内容が、自分の意見と合わない、内容が合っていないなと思う時、

話が(自分からしたら)面白くなくて、話題を変えたくなる

話が長いのでもう付き合ってられない

忙しいから

話を切るのは、状況に応じて必要かもしれません。

ですが、話を切られたと思うと相手に通じます

積み重なると、この人ともう話をしたくない、話をしても無駄だ。と自然に離れていくでしょう。

あたりさわりのない話で一時しのぎの関係で止まるでしょう。

それでは良い人間関係が築けません

 

家族では毎日一緒に過ごしています。

子育て時期に、両親の話の聞き方がこのようだと、子どもも自由に話しにくくなり、だんだん話をしなくなっていくでしょう。

 

話を聴いてみる

聞き方・聴き方

聴くとはどうゆうことでしょうか?

ただ単に耳で音を聞くのではありません。

相手の話に心を傾けて、相手のことを思いながら聞くのです。

「聴く」とは、相手の話にじっくりと耳を傾け、大きな広い心で相手を受け止めるということ。

相手の気持ちに共感し、受容することを意味します。

「聴く力」磨けば人生うまくいく! 引用

 

自分と意見が違うとしても、心を傾けます。

出来たら、違う価値観の考えをを受け止め、意見があれば、話がいったん終わった後、話します。

相手の背景、年齢、環境の違いなども考慮して受け止めます。

全く同じ考えを持った人はいないので、何等かの意見の違いはあるでしょう。

それを知れた機会だと思い、むやみに切るなんてもったいないです。

話を聴く

聴けることによって、相手も話したくなり、またよく聴いたあとは、こちらの話にも心を傾けてくれます。

よく話を聴いてくれた人との会話は、あの人と話をしてよかった。よい関係を持てたと感じます。

 

話下手だなと思っている人も、実は聴くことを実行することによって、話が上手だと相手は思います

人間関係もうまくいき、コミュニケーション力が向上するのです。

 

話している人の目を見る

相手が話している時、話し手の目を見ると、あなたの話を聴いてますよ という証しになります。

忙しいといつも目を合わせて聴くというのは、難しいかもしれませんが、出来るだけ目を見るようにしましょう。

特に大切な話をしてきた時はそうです。

 

ベンチに座る子どもたち

 

聴いてよいコミュニケーションを

聴くことは小さなことのようですが、コミュニケーション力を増す、大きなことなのです。

相手とよいコミュニケーションを取りたいなら

友だちと

同僚と

また家庭で、子どもの話でも、

同居の親との話でも

夫婦でも

とにかく聴くことをやってみて下さい。

 

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