老後はひとり、でも気楽

老夫婦で一緒にいても

 

定年後、夫婦二人で過ごすのは当たり前になってきました。

夫婦はより良い関係になるように努力していかなければ、生活はつまらないものとなるでしょう。

※夫婦でよりよい生活を送るためのヒントはこちらをご覧ください。

いきいきと老後の生活し、奥さんと共に楽しむ3つの方法

夫婦で定年後を暮らす、奥さんがする3つのコツ 

 

夫婦二人でいるのに、ひとりで生活しているようだということがあります。

例えば、旦那さんのインターネットが、よい情報を得るためによかれと思っていることも、奥さんとのコミュニケーションが減るほどインターネットに夢中になってしまい、奥さんはさみしく過ごすというのもその一つです。

一人コンピュータをする

 

ひとりになった時

 

配偶者が亡くなり、老後にひとりになるのは不安でしょうか?気楽でしょうか?

歳をとった分、最初は気楽と感じず不安かもしれません。

病気になったらどうするのか。

買い物はだれがするのか。

重い荷物は誰が運ぶのか。

家のメンテナンス、修理はもうわからないのではないか。

全てが自分だと思うと、不安になるでしょう。

専業主婦で、外の世界に出ず、旦那さんが常に助けてくれた人ならなおさらそう感じるでしょう。

誰かが自分を見てくれる、それが当たり前だったら、ひとりは不安でしょう。

 

子どもと住むのはよい選択か

 

子どもの世帯に入るというのは、かなりのストレスを感じるものです。

子どもは一つの家庭を築いており、配偶者、孫もいます。

遊びに行くぐらいなら、おばあちゃん、おじいちゃんと少しは歓迎してくれますが、一緒に住むとなると違います。

起きたときから、寝るまで家族として生活するのです。

考える

自分の過去を思いだして下さい。

昔は旦那さんがいて、お姑さんやお舅さんがいました。

一緒に住んで苦労した経験があるなら、今自分がその立場だったら、嫁は自分がどういう存在で、どう思うだろうと考えるでしょう。

どの時代も若い者の考えが分からないと年配側は思います。

そう思うと、若い方もお年寄りの考えが分からないと思ってくるでしょう。

実際体が動くか、不便かというより、家族に気を使いながら生活する方がはるかにストレスを生みます。

食事などは作ってくれるかもしれませんが、よく聞くのは、食事を部屋に運んで、終わったら取りに行く。家族の団らんもなく、ご飯は一人で一人で食べる。

食事の文句も言えない。・・入院しているような生活です。
入院なら、あきらめもつくでしょうが、家庭だったら、さみしさは一層増すでしょう。

 

自分で決めたい

 

食事も自分で決め、ご飯を食べる時間、お風呂に入る時間、生活を自分で決めれるのは、ひとりの不便さにまさる自由度があります。

統計によれば、その方がはるかに悩みが少なく、健康面でも良好に過ごせませす。

知っている人たちだけでも80後半、90歳過ぎでも一人で暮らしている人たちはたくさんいます。

耳が多少聞こえにくい、車に乗れない、自転車に乗れないなど生活面での不便はありますが、元気な人がいっぱいいます。

自分で決めれる自由は、何物にも代えられないのです。

ありふれたもの

 

頼っていては余計に老いる

 

依存心が強いと、ひとりは不安になるかもしれません。

頼って生きてきた傾向にある人ほど、身体面の衰え、精神面での不安を抱えるのが早いようです。

他への期待が大きいと、期待に応えてくれない場合のストレスは大きいようです。

若いころ頑張ってきたのに、まだ頑張るのかと愚痴る気持ちも、子どもに依頼を求めています。

 

よく言われることですが、過度の依頼心は人をダメにしてしまいます。

老齢になると不安で頼ってしまいたいですが、その気持ちを捨てるようにした方が自分のためになります。

残念ながら、子どもにとってあまりに重荷の存在になると、老人施設に入れられて、顔を見にも来てくれないということは現実にあります。

 

自由を得るには

 

老齢でひとりになっても、出来るだけ自分のことは自分で出来るようにしていきましょう。

今老齢になっていなくても、いずれそうなるので、その覚悟はその前からしておいた方がよいでしょう。

 

今まで夫婦でやって来て、ひとりになったら辛いことです。

悲しい時が過ぎたら、出来るだけひとりで自由を得て暮らして下さい。

ひとりは不安ではありません。自分から進んでいけば友達もできます。

今は援助してくれる施設もあります。

 

インターネットでこのブログを見つけたなら、これからの老後の生活に役立てて下さい

こうやってインターネットで情報を得るのは、一過性の楽しみではなく、

自分のより良い生活を見つけてくヒントにもなってくれます。