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老後の生活費について
老後の生活費はいくらかかるか、インターネットでは情報が氾濫していますね。
実際もうすぐ定年後の人達、老後はまだだけど、将来の老後の向かって、費用を溜めなくてはと考えている人は多いのではないでしょうか。
子育て時代はただでさえ、子どもの教育費用、家のローンの返済と大きな費用が必要なのに、更に老後まで考えるのは大変ですね。

老後のお金はいくら必要だと考えられるか
老後の生活費はいくら必要と考えるのでしょうか。
生命保険文化センターの調査によると、1か月、老後の最低日常費用に22万円かかるそうです。
老後の最低日常生活費 平均22.0万円
最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均12.8万円
ゆとりある老後生活費は平均34.9万円 (出典)生命保険文化センター
老後に暮らしていくために、これだけ必要としたら、年金だけでは生活していけないと思ってしまいますね。
でも最低限の生活費は、平均なのでもっと低い人もいるし、高い人もいます。
ゆとりがある生活をしようとすると、更に貯蓄が必要です。老後のゆとりとは何をしたいのでしょうか。
趣味、旅行、お付き合いをどう考える?
自分の趣味を更に広げる
定年後退職金が入り、お金に余裕があるように見える時はついつい第二の人生で自分のやりたいことをやろうと思いますね。
定年後すぐの60代、70代前半はまだ元気で色々なことが出きる歳です。
定年後、今までできなかった趣味の多くは旅行です。
行けなかった旅行を楽しむ
旅行を楽しむのもいいかもしれません。できるだけリーズナブルに、旅行会社に申し込みたいですよね。
インターネットを利用して、お値打ちで楽しく行けるサイトを探して、老後の資金を浪費せずに楽しみしょう。
車で運転していくのが大変だったら、JRの新幹線を利用するのもいいですね。
車で日本中回っている人もいました。奥さんと共に歴史旅行をしていたそうです。
歴史的な建築物などがあるところを調べて、実際に行ってみる。先に宿泊先を予約しておけば、安心して旅行できますね。
自分で行くと、気兼ねなくいけるのも魅力です。運転する元気のある人は旅行先を自分で選んで楽しんでいます。
老後では行きたいところがたくさんあるかもしれませんが、人任せではなく、自分で旅行するタイプを選び、場所を自分で決めて、車で移動となると、旅費の節約にもなります。
お付き合い
近所、知り合い
お付き合いはある程度大切です。どこかに旅行に行った時、何かお世話になった時はまめにお礼をしたり、ちょっとした品を渡したりと、普段からしているのではないでしょうか。
お付き合いの品も自分を誇示するものでなく、お礼や心を込めたものにとどめれば、資金を大きくとることもないでしょう。
こんなものじゃだめだともっと高いものと値をはったものを考える時、それは相手のためか、自分のプライドのためかも考えてみましょう。
相手が気が引けない程度のちょっとしたもの方が、もらった人も快くもらえます。
子ども、孫
自分の子どもといっても、老後の人にとっての子供はもう大人になっている人が多いでしょう。
もうそこにお金をかけることは普通ないはずです。孫の方についついお金をかけてしまうかもしれません。
でも小さな子ども、親の管理下にいる子どもに、親を通さずお金や物を渡すのはNGです。それで大きくなってからの失敗の事例はたくさんあります。
お孫さんには愛情を渡しましょう。お金やモノを上げるのは、お孫さんの将来のためになりません。
➡やる気のある子を育てる親の6つの条件 の一つ、子どもにモノを与えないにも書いています。
ゆとりのある生活資金が、お孫さんの将来に悪い影響を与えると思えば、それほど重要とは思えてこないのではないでしょうか。
生活費ルーティンを見つけてそのまま維持する
自分の趣味やお付き合い、家の修繕費用など必要な資金を書き出してみましょう。

自分で何が使っているか項目を挙げて下さい。そのあとどのくらいその項目にお金を現状使っているか書いてみて、今必要な生活費をだしてみて下さい。
生活費が出たら、使い過ぎていないか考えて、節約できるところは少し予算を減らして行きましょう。
生活に必要な金額が出たら、それを毎月のルーティン(毎月同じ)にして行きましょう。
予算を立てて、同じようにお金を使って行くのです。特別は出来るだけなしにしていきましょう。
➡モノを買い過ぎず、自分をセーブしていく方法は、物欲を減らすための4つの方法を参照して下さい。」
老後の不安を解消する
年金をもらう前の50歳から64歳の将来への不安への意識調査では、生活費が確保できるのかというのが一番不安に感じているようです。
あなたは、現在、将来への不安はどのようなものがありますか。
特に不安はない 2.3%
公的年金が老後生活に十分であるかどうか 81.6 %厚生労働省 最近政府が行った各種意識調査結果 引用
老後の資金を考えると、ゆとりを持とうとかと考えれば考えるほど、余計不安になってきますよね。

不安はどこから生まれるか
不安はまだ見てない未知のものに対して、考えすぎると発生してしまいます。考える時に先行きの悪い未来や、これではだめだと自分の頭の中で結果づけて、余計不安を募らせてしまいます。
考えていくと、不安は自分で発生させていることがほとんどです。
不安を生まれさせないように、不安を発生させる要素をなくしていきましょう。
不安があまりないように感じる人は、考えが明るく悪い結果を考えません。
知り合いのおばあちゃんで、家でのんびり過ごして息子さん夫婦とも仲良くやっているという人は、先の不安を考えずに、毎日の家族への感謝も忘れずに、普段は自分のペースで自分らしく暮らしています。
自分が出来ることをしたら、後は不安という要素を更に溜めないように、小さな楽しみを持ちながら日々暮らしていきましょう。
近くに楽しみを見つける
遠くに旅行もよいのですが、そう何度も旅行に行っていると生活費を圧迫します。
上手に節約する術として、普段は近くに楽しむ場所を見つけるといいですね。

自分の住んでいるところが、都会であろうと田舎であろうと何か楽しめる情報はあるのではないでしょうか。
近くを散歩することを毎日の日課に取り入れて、季節を感じるのもいいでしょう。健康にも役立ちます。健康を維持できれば医療費も節約になります。
知り合いの90歳のおばあちゃんも毎日外に出て歩くように心がけて、薬は飲んでいません。健康も維持しています。
健康は何よりの財産です。節約にもなり、不安要素を排除できます。
では、お金ばかりに目をむけず、今ある自分の生活を楽しんでいき、不安になることを少なくしていきましょう。
➡その他老後に役立つ情報は、家庭生活 >老後もご覧下さい。
➡次回 パソコンよりも使いやすいiPadを使う(仮題)