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子どもと一緒に歩く
外に出て歩く
子育て中に皆さん、子どもと一緒に歩いていますか。
歩くことは子どもの成長には欠かせない要素です。
外の社会を経験します。
交通ルールを学べます。
風邪を引きにくい健康な子どもになります。
お母さんお父さんとのよいコミュニケーションが取れます。
周りの自然を見たり、楽しい体験を繰り返すと、子どもの安定した情緒を育てていきます。
子どもの心の成長を育てていく大切な時間なのです。
ここでは特に0から3・4歳ぐらいまでの子どもに焦点を充てていきます。
定期性を持つ
外に出る時間がない。
家事がたくさんあって、そんな時間がない。
出てあげたいけど、やることがたくさんある。
と声が聞かれそうですが、外に出て歩くのはそんなに時間はかかりません。
家事を30分止めて、歩くだけです。
テレビを見ていれば30分などすぐ過ぎます。
外に出る時間は作るのです。

毎日この時間は外に出ると決めたら、家事をいったんおいても子どもと一緒に外に出てみましょう。
子どもはその時間は外に行けるんだとわくわくするはずです。
時間を決めるのが難しかったら、これが終わったら外に行こうね。と約束すると、子どもは待っていてくれます。
この30分が積み重なると、子どもに大きな影響を与えます。
時間を決めて、家事は調整して下さい。
出来るだけ車を使わない
車はとても便利です。大きな荷物を運んでくれるし、目的地にすぐ着きます。
子どもを育ててる時期は、何でも車がいいと思うでしょう。
でも車を置いて、歩いてみましょう。
歩くと疲れるでしょう。目的地があってもなかなか着けないでしょう。
人がたくさんいて、ふらふらしているだけだとぶつかってしまうでしょう。
便利ではないことを学ぶのです。
昔の人は、歩くのが当たり前で、ずいぶん遠くまで子どもは歩きましたね。
歩くことで体験できることはたくさんあります。
便利さに負けて、今はそれを見失いがちです。
子どもを育てるというのは、ベルトコンベアで流れていく間に、食べ物与える、勉強する、衣服を置くをいう規制品を作るわけではありません。
時間をかけて、子どもを育てていくのです。
ここの手抜きは、将来子どもがどのような大人になるか影響します。
寄り道OK
歩いてて興味があるものを見たら、子どもはすぐ止まるでしょう。
道端に咲いている草花、テントウムシ、ダンゴ虫。こんなものを汚いと思わずに、一緒に興味を持ってみてあげましょう。
家で絵本などを見た花だったら、名前まで憶えているかもしれません。
これなんて言う花かなと興味をそそらし、家で調べるのもいいでしょう。
寄り道はどんどんして下さい。それが楽しみなのです。

交通ルールを学ぶ
歩くと、都会のみならず、田舎でも小さな交差点や、車の往来があります。
車が通る道へ行ったら、いったん止まる。ということを肌で体験しましょう。
歩道のない道で車が来たら、よけて車に気を付けるということを、お母さんお父さんと見ながら体験し、交通ルールを学んで行きましょう。
小さな子でも、理解していきます。
成長に合わせて、目的地を持つ
歩くのが習慣になると、子どもの歩ける距離は伸びていきます。
距離とか数字にとらわれないで、車でいくあの場所へ今日は歩いて行けるかなと挑戦してみるのです。
距離は帰りも含まれます。帰りはずっと抱っこでは親も疲れてしまいます。
ちゃんと自分が歩いて帰れる距離にします。
そのことを子どもに話、ルール違反はなしにするようにします。最初は近距離がいいですね。
自分の休み時間を作る
子どもは歩くと疲れるので、昼寝もするようになります。
その時間は親にとってはゆっくりできるチャンスです。
一緒に寝る、出来ない家事を片づける、自分のやりたいことをやるなど自分への時間のプレゼントもしましょう。
歩くことで、今問題のあるようなやる気のない子ども、精神不安定になる、満たされない大人になっていくなどの不安定要素を軽減できます。
歩いて楽しく覚えたという体験を積み重なると、勉強への意欲もわいて来る子になりますよ。