人にアドバイスして、悪いことが起こっても「だから言ったでしょ?」にしない
だから言ったでしょ?
人にアドバイスをして、アドバイスされた人がアドバイス通りに動かず、その人に何か悪いことがあった時、アドバイスした人が、「だから言ったでしょ?」っていうのを聞くことがあります。
あれどこに売ってるかな?あそこまで電車で行けばあるかな?
そんなのなかなか売ってないわよ。そんな遠くまで行って買わなくていいんじゃない。行ってもしょうがないわよ。
そのようにアドバイスをされたが、やっぱり気になってアドバイスされた人は遠くのショップへ買い物に行ってきました。でも自分の買いたいものがありませんでした。そしてなぜか翌日から風邪をひいてしまった。
そんな時アドバイスした人は、あーあと思い、
だから遠くまで行ってもしょうがないって言ったじゃない。
と切り返してきました。
いつも口癖になっていませんか?
いつもその人のアドバイスの後、悪いことが起こると「だから言ったでしょ?」と返されてしまうと感じる。
そのアドバイスの予言が言ったことと少し違っても、そう言われてしまう。
普段口癖で、それが続くと、煙たがられる人になってしまいます。
買ったものがなかったのは残念です。でも電車で遠くまで行って、道中楽しめたかもしれないし、欲しいものがなくても、他の買いたいものも見つけれたかもしれません。
「買いたいものはないよ」と言いたいアドバイスは風邪まで含まれていませんでした。
一日かかったので、疲れて風邪を引いたかもしれないし、途中で風邪をうつされたかもしれません。
自分が言ったとおりに「行かなければ」風邪をひかなかった。と思うかもしれません。
でもそうゆう自分のアドバイス通りに動いたら、こうならなかったと思うのは、相手を自分の思い通りに動かないからこうなったという、ちょっと高慢な考えです。
「ほれみたことか」「だからいったじゃないか」。それをいうたびに、あなたの好感度は下がっていく。 引用ー「なぜか人に好かれる人」の共通点
言葉かけで良い関係は変わる
風邪ひいたの大丈夫。と今の状態を心配するだけで相手との良い関係は続くのではないのでしょうか。
何か嫌なことが起こった時に、手柄のように「わたしの言ったとおりにしなかったから」と言われるのは、気持ちが反発してしまいます。そう言わなくてもだいたいそう思ってしまうものです。
特に自分の近親者、子どもなどには自分の思い通りに動かなかったからという思いがわき、言ってしまいがちです。そうすると、お母さんはうるさいという感情が積み重なってしまいます。
何か悪いことがあっても、「わたしの言う通りにしなかったから」という思いが出るのを食い止めて、その起きたことを受け止めてあげましょう。けがなどだったら、そのことを心配し、手助けするだけで十分です。
もし自分の子どもだったら、落ち着いた時、次回は起きなくする方法を一緒に考えましょう。頭ごなしの言い方は、自分の意思を尊重してもらえないと反発の思いを抱いていきます。あなたの言うのは正しいですね。でもね・、と思って近づきにくくなってしまいます。
知人でも、自分の思い通りにしなかった結果の悪いことを、手柄にするような言い方は止めた方が良いでしょう。
知らずに「あの人はうるさい」という思いが積み重なっていくでしょう。