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定年が来ました
定年・・第二の人生
定年前に会社勤めをして来たお父さんは、定年になると全く人生が変わります。
部長、課長などのステータスはなくなり、部下から頼られることもありません。やりがいのあった仕事は、他の人に引継ぎ、これから家ばかりの生活が続きます。
奥さんも大変です。子どもも大きくなり、いままでお父さんが仕事行っている間は、自由に自分のことができたのに、定年になったら自由な時間に夫がいます。
家事にお父さんの世話が加わり、定年を来る前からもう憂鬱でした。
・・なんてならないように。
定年が来る前から、夫婦単位で過ごすことを考えて、いきいきとして老後を過ごしたいと思いませんか。
老後は来るもんです
自分が定年になって、新しい人生を迎えようとする時、会社へ行っていた今までと違う人生がやってきます。
老後・・ってひびきで一気におじいちゃん、おばあちゃんのようですが、そうなってきたのです。
高齢化社会を迎えた今、老後は誰にでもせまりくるものとなっています。
医療も発達し、平均寿命ものびつつあります。
日本人の平均寿命※は、女性が86.99歳、男性が80.75歳で、定年になってからの人生は長い長い日々が続きます。
※出典:厚生労働省ホームページ 平成27年の完全生命表より

老後も資金が必要
老後にはどのくらい資金なんでしょうか。
年金が入るからいい、なんて思っている人はほとんどいないですね。今生活するのに、節約して暮らしていても資金はかかります。
総務省の調べで、年金生活の所得は17万8千円なのに対し、消費支出は25万8千円という報告※があります。
※出典:総務省統計局ホームページ
これでは、生活費がいつも8万円マイナスとなります。
この生活費を穴埋めしていなかければなりません。それで、定年後新しい仕事をするというのもよいでしょう。
最近はバイトしているおじいちゃんおばあちゃんがいます。コンビニへ行っても、少し高齢の人が働いているところありますよね。
自分の体が動くなら、積極的に働くのもいいのではと思います。働くことによって、段取りや計算など脳を働かせることが多くあります。
若い人なら、少し使わなくても、しばらくしたらまた使えるようになりますが、年をとってくると、1日、3日、1週間と使わないところは衰えていきます。
それと、年だから・・というできない理由が出てきます。
仕事で少しでも役職を持っていた人は、若い人と働くなんて・・と思うでしょう。
しかし新しく会社で働き、若い人より後から入ったなら、りっぱな新人です。新人は、先輩のことを謙遜にしっかりと聞き、仕事を間違えないようにします。
これをしっかりやれる人は、定年後も働くことができ、しかも人生の先輩なので、休憩時間などに、自分の経験などを話して、若者が抱えているような問題を聞いてあげれるかもしれません。
老後の資金調達に、こんないい経験はありません。仕事を覚え、新しい若い友を得て、自分も若返るのです。
定年後を楽しむ
生活費を稼がなくてもやっていけるという人は、家での暮らしに工夫を重ねていきましょう。
家でテレビだけ、お昼は奥さんに頼む、夕ご飯までなんとなくテレビで夕食を食べ、寝る・・なんて生活していたら、老後はつまらない長い日々でしょう。
奥さんもホントに仕事が増えて、イライラするかもしれません。
奥さんと共に定年後を楽しむ3つの方法
奥さんと二人っきりが多い老後で今までできていなかったことをやってみましょう。
たくさんあるとやる気がなくなるかもしれないので、今回は3つです。
1-奥さんに感謝する
何でもあごや言葉一つで、奥さんにやってもらうのは、奥さんに嫌がられるナンバー1でしょう。
何かやってもらったら、感謝しましょう。
感謝をすると、積極的な心が生まれ、相手もよい影響を与えます。
奥さんも仕事が増えて、いやいやながらやっていたかもしれませんが、案外一緒に過ごすのもいいかもと思って来るでしょう。
ー親切、友愛、感謝は世のいっさいの罵声よりたやすく人の心を変えることができるー
人を動かす D・カーネギー 引用
2- 家事を手伝う
定年後に一緒にいてわかることかもしれませんが、家事はホントにたくさんの仕事があります。
この家事を手伝っていきましょう。
手伝うというより、一緒に暮らしているので、半分とまではいきませんが、一緒に家事をしていくのです。
料理の段取りや、買い物をしてどう節約しているか、掃除はどのようにしているか、洗濯の仕分けや、食事の片付け、仕事でやってきたことを生かせることもあるでしょう。
仕事で得た能力を、今度は家のためにしてみるのです。
3- 外に出て歩く
テレビばかり見ていないで、外に出て歩いて下さい。歩くことは健康維持にもよく、ストレスや精神面にもよい作用をします。
例えば歩きながら、急いで走ってきた自分の人生を思い出すのはどうでしょうか。

朝の散歩など、朝焼けを見ながら、これからの老後を明るくいきいきと生きていくのには、何が不要で何が必要か考えてみるのもいいでしょう。
やはり健康が一番
老齢になると、体が思うようにゆうことをきかなくなったり、病気でどこかの機能がうまく動かなかったり、糖尿病のリスク、耳が聞こえないなど思わぬことがどんどん出てきてきます。
体も心も健康の今、とりわけいきいきとして老後を過ごせるように思い立った時から、準備して行きましょう。
つまらない老後になるか、いきいきとして老後になるかは、自分次第なんです。
➡次回の「夫婦で定年後を暮らす、奥さんがする3つのコツ」では、奥さんへの秘訣があります。